水道の蛇口から流れる水って1秒間にどのくらいだかわかりますか？
●水の使い方について考えましょう
私達の暮らす地球にはおよそ14億キロ立法メートルの水があるといわれています。その大半を占める約97%が海水で、淡水は3%しかありません。しかもほとんどが極地の氷雪として存在していて、私達の生活に使える水（河川や湖沼、地下水）は地球上のわずか0.8%といわれています。
普段何気なく使っている水について少し考えてみませんか？
洗面台で顔を洗ったり歯をみがいたりする時に、流し放しにしていませんか？
蛇口から流れる水は、1秒間に200ｃｃ、5秒も流し放しにすると1リットルも無駄に流れているのです。
ちなみに、日本人が1年間に飲む炭酸飲料は1人平均24リットルだそうで、わずか2分間蛇口を開け放しにしただけで同じ量の水を流すことになります。
おふろの残り湯って、おいくら？
浴槽の容積は約200リットル。毎日お湯を張り替えると、年間約73,000リットルになります。
この分の水を再利用すれば、水道料金が1,400円/10立方メートルとすると、年間10,220円分の水が節約できる計算です。
東京水道局によると、1人1日あたりの水の使用量は平均249リットル。そのうちお風呂での使用が26%を占めているといわれています。それだけ使うお風呂の水、有効活用したいものですね。
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