節分の楽しみ方
節分といえば豆まきですが、子供のころからなんとなくやっている方が多いと思います。意外と知られていない豆まきの素朴な疑問を解決して、豆まき上手になりましょう。
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典型的な豆まき
福豆とは炒った大豆のこと。豆を炒り豆まきをする夜までに桝などにいれて神棚に供えておきます。
ちなみに豆は、炒ってあるものでなくてはいけません。生の豆では拾い忘れたものから芽がでてしまうと縁起が悪いとされているからです。ほとんど市販されているものは炒ってありますが、注意して下さい。
1.福豆を準備します
必ず全員揃って、夜に行います。
豆まきが終わったら、1年の厄除けを願い自分の年齢より一つ多く、数え年の分を食べます。豆が多くて食べ切れない場合には福茶(豆にお湯を注いだもの)でも構いません。
柊やイワシとの関係
2.家族全員集合
3.豆を撒くのは一家の主人
本来は一家の主人や長男の役目なのですが、年男、年女、厄年の人が行う場合もあります。とはいうものの、家族のイベントなのでみんなで楽しみましょう。
4..鬼は外!福は内!」と下手投げ
家の玄関や窓を開けて「鬼は外!」と2回豆を撒き、鬼が戻らないようにすぐに戸や窓を閉めてから「福は内!」と部屋の中に2回撒きます。奥の部屋から順番に鬼を追い出すように、玄関まで撒きましょう。投げ方は、胸のあたりに桝を持ちそこから下手で撒きます。
5.最後に豆を食べましょう
最近は玄関先に柊の先にイワシの頭をさしたものを飾るお宅も少なくなりましたが、節分にイワシが食卓に並ぶお宅は多いと思います。
実は鬼の嫌いなものは「くさいイワシ」と「痛い柊のトゲ」。そこでイワシの頭を焼いて柊の枝に刺し、それを家の戸口に置き鬼の侵入を防ぐ焼嗅(やいかがし)という風習があるのです。
地方によってそれぞれ違いますが、節分は”家”によって違う場合が多いものです。家族それぞれのルールで節分を楽しんで下さい。
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