毎日暑くて、なかなか寝付けなくて寝不足・・・。なんて、あちこちで聞くことが多くなってきました。
夏の寝室の不愉快の原因の一つに、私達自身の発散する汗や水蒸気によって寝具が湿り、寝室の湿度が上がってしまうことだそう。
人は一晩に180CC前後の水分を蒸発・発汗すると言われています。そして、家族が同じ寝室で寝具を共有して眠っているなら、鍋一杯のぬるま湯を寝室に撒いているのと同じなんです。
寝具を風通しして湿気をとばす
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寝苦しい夜にサヨウナラ
まず、朝起きたら寝具はそのまま放置せず、空気を含ませるようにしてたたみます。可能であれば午前中だけベランダ等で「干す」のがベスト。
「夏に布団を干したら、熱がこもってよけい眠れない!」
でも、湿気がこもったままの寝具を使うよりもずっと、寝やすくなるんです。
ポイントは、長時間干したままにせず、短時間干して、取り込んだ後は扇風機とエアコンを使って1〜2時間しっかり「冷やす」こと。
布団を干せないお宅は、一度空気をふくませた後、布団を椅子などに立てかけ、外出中に2時間程度冷房、除湿するようタイマーセットするのがおススメです。
朝一番の換気
一晩に180CCの水分を放出させる私達が寝ている寝室。朝の水蒸気量はかなりのもの。「カビ、ダニ発生」天国です。
出勤前の慌しい時間であっても、5分だけでも寝室に風を取り込みましょう。真夏でも朝の風はひんやりとした乾燥した「北からの風」。取り込まない手はありません。
エアコンに頼りがちになってしまいますが、スダレやよしずなどを使って上手に風を取り入れたり、朝や夕方の打ち水をしたりして夏を乗り切りましょう。
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